鍼は痛くないですか |
治療で用いる鍼は髪の毛程の細さで、その先端は痛みの無いように加工されています。当院では細い鍼から中国鍼や電気鍼に至るいろいろな種類の鍼を取りそろえています。初めての方でもリラックスされて治療中に眠ってしまう方もおられます。また強い刺激の鍼もあります。 | |
鍼で感染はしませんか |
きちんと消毒をしていれば感染する事はありません。当院ではデスポーサブル(使い捨て)、又特殊な鍼はオートクレーブ(高圧蒸気減菌器で132℃10分以上となっています。衛生面では心配ありません。又キープ鍼として個人用というシステムもあります。 | |
どのような症状に効きますか |
一般的なイメージでは肩こりや腰痛が代表格でしょう。適応症をご覧下さい。 | |
痛いところがツボですか |
そうともいえるし、違うとも言えます。ツボに関してはいろいろ意見が分かれるかも知れません。私に限って言えば、押してツボをとる場合は筋肉的な疾患の場合で、通常は軽く皮膚をなでるようにしてツボを取ります。ツボにもいろいろ性質があるようで一面的な方法ではとらえきれない物のようです。ご家庭などでお灸をすえられる方は、最初は近くの鍼灸師にツボを選んでもらい印をつけてもらうのが良いでしょう。 | |
刺激が強い方が効果がありますか |
痛みや刺激量と効果は比例するものではなく、弱い刺激でも十分治療効果は期待できます。刺激は主観的な部分も多いので何とも言えませんが、刺激が強ければ効果があるということではありません。個人個人にあった質と量があるわけです。 | |
中国鍼と日本鍼はどう違うのですか |
鍼の特徴としては中国鍼は太くマヒ性疾患に多用、日本鍼は繊細な感覚を大切にする為細いものが多いでしよう。又、日本人は痛みに敏感な方が多いので痛くない鍼を刺す方法として管鍼法が発達したといわれております。当院では症状、ご希望に応じて使い分けております。 | |
経絡って本当にあるのですか |
経絡の存在は現代医学的な常識(特に解剖学的)では説明が困難ですが実際、理論通り治療に当たっているとイヤでも経絡現象を確認することになります。例えば五十肩を足首のツボで、膝痛を前腕のツボで、こんなこと現代医学では考えられませんネ。東洋医学の奥の深さを実感する時です。 | |